突然ですが、財布をなくしてしまいました(T_T)
週末にイベントに参加して、その時の会費を支払った後に、財布がどこにいったかわからない状態です!
「まさかこの僕が大事な財布をなくすことなんてありえないだろう」と思っていたらこの始末です。慢心はダメですね。
とあるニュースで、人は人生の150日以上捜し物をしているというものがありました。
アレはどこ? 人は人生の150日以上の時間を探し物に費やしているという調査結果 | ロケットニュース24
捜し物をしている時間って、実に無駄な時間ですよね。なにも生産性があるわけでもなく、ただマイナスになったものをゼロの状態に戻すための時間。しかもたいてい見つからない。
そんな無駄な時間を今後過ごさないために、「紛失防止タグ」を導入しようと思い、調べてみたのでまとめようと思います。
紛失防止タグとは?
紛失防止タグは、Bluetooth機能などを搭載し、持ち主から持ち物が離れたときにアラートを鳴らしてくれたり、持ち物を最後に手放した位置情報をマップで表示してくれるなどの便利な機能が搭載されたコンパクトディバイスです。
「スマートタグ」や「アイテムトラッカー」「忘れ物防止タグ」とも呼ばれます。
紛失防止タグの注意点
紛失防止タグのAmazonレビューを見ていると、「思っていた機能じゃなかった」というレビューが多いです。
そこで、誤解しがちな紛失防止タグの機能と注意点についてまとめておきます。
GPS機能付きではない
財布に入るような小さな紛失防止タグにはGPS機能は付いていません。
スマホとブルートゥースで常時接続していて、その接続が切れた場所をマップで教えてくれたり通知したりするガジェットです。
そのため、盗難などでなくしたものがその場から移動してしまった場合、その位置を追跡することはできないのです。
あくまで、「どこでなくしたかが分かる」ものであって「盗難後の追跡をしてくれる」ものではないことは抑えておきましょう。
Amazonのレビューを見ても、GPS機能付きだと思っていた」という低評価レビューが多かったです。
紛失防止タグを使う目的は「失くした場所の見当をつける」という使用方法になるでしょう。
「失くした場所が分かるだけじゃ、意味が無いじゃないか」
という意見もあるとは思いますが、僕はそうは思いません。
財布が家の中にあるのか、外にあるのかが分かるだけでも、探す手間が全然違います。
家の中にあるならゆっくり探せばいいですし、外にあるなら急いで探しに行ったり、クレカの停止をしたりする必要があります。
そういった、失くした場所が分かるだけでも、紛失防止タグを利用する意味は十分あるでしょう。
電池交換ができない買い切りタイプが多い
紛失防止タグには、電池の交換ができないタイプの物が多いです。
だいたい1年くらいで電池切れになり、また新しく購入することになります。
一年後に新しく購入したくない場合は、一部電池交換式のものもあるのでそちらを買うべきでしょう。
ブルートゥース接続でスマホのバッテリーを消費する
紛失防止タグは常時スマホとBluetooth接続をします。そのため、スマホのBluetoothは常にオンになっている必要があるので、スマホのバッテリーも普段から多く消費することになります。
スマホのバッテリー不足で悩んでいる方は、注意が必要ですね。
紛失防止タグと一緒にコンパクトなモバイルバッテリーの購入も検討してみましょう。
紛失防止タグ比較
それでは、今回は以下の条件で紛失防止タグを比較してみました。
今回比較する製品の条件
・財布に入る薄さであること
・スマホと連携できること
今回は財布に入れておきたいので、薄い紛失防止タグであることが必須です。
さらに、持ち物を増やしたくないので、専用のリモコンを持ち歩く必要があるものではなく、スマホと連携できるものをピックアップしました。
MAMORIO S マモリオ エス
日本製の紛失防止タグ。
薄くて軽いボディで、電池は約1年間持続。電池交換はできないので、電池が切れた場合は買い直す必要があります。
サイズは15.2 x 10.3 x 1.3 cm で重さはわずか40.8 g。世界最小クラスのスマートタグです。
特筆すべき機能として、「MAMORIO Spot」という機能があり、街や駅に設置されているスポットにMAMORIOが近づくと、お知らせ通知が届くという機能。この機能により、紛失したものが移動してしまった場合もMAMORIO Spotの近くを通れば分かるようになります。
都市部などの一部でのみ使える機能ですが、今後はもっと「MAMORIO Spot」が増えるようなので、将来的には非常に役に立つ機能になるかもしれませんね。
Tile Mate タイルメイト
全米ナンバーワンのシェアを誇る紛失防止タグ。
スマートフォンから離れた場所をアプリで地図上に表示してくれる機能の他に、Tile Mate のボタンを押すことでスマートフォンを鳴らしてくれる機能もあります。僕もよくスマートフォンをどこに置いたかわからなくなるので、この機能は嬉しいですね!
その他にも、世界中のTileユーザーとクラウドでつながる「Tileコミュニティー」という機能があり、紛失したものが他のTileアプリユーザーの圏内に入れば、クラウド経由で場所を元の持ち主に通知されるという機能もあります。
サイズは0.5 x 3.4 x 3.4 cm で、重さは4.54 g。こちらも非常に小さくて軽い世界最小クラスのスマートタグです。
電池は約1年間持続し、電池交換は不可です。
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TrackR pixel Item Tracker トラッカーピクセル アイテムトラッカー
薄くてコンパクトな紛失防止タグには珍しい、電池が交換できるタイプ。
電池は、ボタン電池(CR1616)で駆動します。電池は数ヶ月で切れるようですが、自分で交換ができるのでコストパフォーマンスは高いですね!
また、スマホを操作してTrackRを鳴らす事もでき、逆にTrackRからスマホを鳴らすこともできます。
あとがき
いかがだったでしょうか。
財布を失くして分かったのですが、どこで失くしたかがわかるとわからないではその後の対応のスピードが違います。
普段良く物をなくす人もそうじゃない人も、お守りとして紛失防止タグの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
とりあえず、僕も財布と鍵に紛失防止タグを導入してみます!
使用感などはまたレビューする予定なので、そのときはまた記事にしますね!
この記事が少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。